Q&A 発表会でいただいたご質問への回答

2022.5.20

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  • Q. 01バッテリー性能の劣化や下取り価格等に対するユーザーサイドの不安を和らげるために、EVの販売方法をサブスクリプションのみとするメーカーもありますが、日産はどのように考えていますか? 日産のサブスクリプションにはEVのラインアップがありませんが、今後、導入する予定はありますか?

    A. 01日産はEVのパイオニアとして10年以上に亘り多くの量販EVを販売しています。バッテリーは8年16万キロ保証としていますが、「リーフ」でこの保証を利用してバッテリー交換が必要となったものはほとんどなく、「リーフ」と同じバッテリーを搭載する「サクラ」のバッテリーについても、劣化については問題ないと自信を持っています。
    また、日産が提供している残価保証型のクレジットでは、EVの残価はガソリン車並みもしくはそれ以上に上がっており、不安はないと考えています。従い、サブスクリプションだけでなく販売も通じて一人でも多くのお客さまに「サクラ」を提供してまいりたいと思います。
    なお、日産はインターネットで新車を注文できる「NISSAN ClickMobi(クリックモビ)」という定額利用サービスも提供しており、年齢の若いお客さまを中心にご利用いただいています。「サクラ」は若いお客さまにもたくさんお乗りいただきたいと考えており、今後は「サクラ」をクリックモビにもラインアップする予定です。

  • Q. 02徐々にEV車の普及が加速していますが、全国の急速充電スタンドの整備については、まだ十分に確保できているとは思えません。利用者にとって、一番の不安だと感じる部分だと思いますが、充電スタンドの普及について、どのような取り組みを考えているのでしょうか。

    A. 02日本での充電スタンドの数は、ガソリンスタンドと同等まで増えています。また、全国の日産販売会社のほぼ全ての店舗に急速充電器を設置しています。
    また当社は、e-Mobility Power様をはじめとするビジネスパートナーと連携して高速道路や道の駅などに充電ネットワークの拡充を推進しており、今後はさらに取り組みを強化していく予定です。
    なお、「サクラ」は通勤や買い物等、普段使いをするお客さまが多いことを想定しているため、ご自宅の普通充電で充電していただく形もお薦めしています。

  • Q. 03今回「サクラ」の発表にあたり、リアルでの発表会に加え、メタバース空間でも発表会・試乗会を開催するという狙いはどこにあるのでしょうか。併せて、世界の名だたる企業がメタバースに注力、活用する動きがある中で、日産は今後どのようにメタバースを活用するのでしょうか。ビジネスにどのように繋げていくお考えでしょうか。

    A. 03VRでのコミュニケーションは、より多様で新しい体験を提供できると考えています。実際の展示を見ることが時間的な制約がある場合においても、VRであれば可能です。また地理的にも、より広範囲のお客さまに体験をご提供できます。新しいタッチポイントでリアルに近い感覚で身近に感じて頂く事は、購買行動を促す上で大変重要だと考えています。
    実際の「NISSAN CROSSING」にお越しになったことがないお客さまが、バーチャルの「NISSAN CROSSING」で、その存在を知りリアルに銀座を訪れた、という話も聞いています。新しいことにチャレンジする日産としては、今後も様々な取り組みを積極的に取り入れていきたいと考えています。

  • Q. 04デザインについてお伺いします。「デイズ」と同様のデザインを採用すると予想していたのですが、「サクラ」では専用のデザインを採用しました。コストを考えるとチャレンジングだったと思いますが、あえて専用のデザインを採用した意図を教えてください。

    A. 04「サクラ」のデザインは、次世代の上質な小型EVとして今までの軽自動車を超越すること、既成概念を捨てることから企画がスタートしました。EVとしての一貫性を一目で感じて頂けるよう「アリア」との共通モチーフを採用すると共に、ボディサイド、インテリアなど全てを一新し、シックで先進的なデザインを実現したいという想いで開発してきました。

  • Q. 05電気自動車は、バッテリーの劣化を心配するお客様もいらっしゃると思いますが、それに対しては、どのような対策を行っておりますでしょうか。

    A. 05日産はこれまで10年以上に亘り多くの量販EVを販売しており、たくさんのデータを蓄積しています。バッテリーについても開発、生産、使用に至るまで様々な経験を持っており、バッテリーを最もよく知る企業であると自負しています。今回、「サクラ」にはバッテリーが劣化する一つの要因である熱の対策のために、エアコン冷媒を用いたバッテリー冷却システムを搭載しています。

  • Q. 06「サクラ」は、EVのエントリーモデルという位置付けですが想定されている販売規模について教えて頂けますでしょうか。

    A. 06半導体不足の影響、上海ロックダウンの状況など先行き不透明な部分が多いため、具体的な計画台数は現時点でお答えできません。しかし、様々な外的要因の懸念があるものの、当社としては軽自動車の「デイズ」と同等数のお客さまに、この新型「サクラ」にお乗り頂き、「サクラ」が今後の電動化社会に向けたゲームチェンジャーとなり、電気自動車市場を更に切り開く存在になって欲しいと考えています。

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