入江慎一郎

Presentation

グローバルデザイン本部プログラムデザインディレクター
入江慎一郎

先進的かつ上質なデザインを目指して

2020.6.24

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「キックスe-POWERはこうやって誕生した」

e-POWERのパフォーマンスをカラーで表現

「キックス e-POWER」では計13色のカラーバリエーションを取りそろえました。その中でも代表的なカラーがこの4色です。オレンジ黒の2トーンカラーと,
黄色のモノトーンカラーの「キックス e-POWER」は、躍動感あふれる若々しいダイナミックなe-POWERのパフォーマンスを表現してデザインしました。また、赤黒のツートンと白黒の2トーンカラーの「キックス e-POWER」は、もう1つのe-POWERの性能である静粛性をイメージし、コンパクトでありながらも1つ上のクラスを感じさせる大人のプレミアム感あふれる色合いのデザインが特徴です。

デザインの最大の魅力はフロントマスク

「キックス e-POWER」のデザインの最大の魅力はこのフロントマスクです。
日本の皆さんに親しみを感じて頂くために2つのテーマでデザインに取組ました。
1つ目が、若々しい躍動感あふれるダイナミックさ。そして2つ目が、e-POWERに相応しい先進的かつ上質なプレミアム表現です。
全グレードLEDを使った薄型ヘッドランプを装備することで、精悍さとインテリジェントさを合わせ持つハンサムなデザインとなりました。また、日産デザインの特徴の1つであるVモーションのメッキグリルをダブルへと進化させると共に、フロントバンパーの豊かな面表現により小型車でありながらもプレミアム感あふれる外観を兼ね備えているのが魅力です。
また、特徴的な手の込んだグリルパターンは、日本の伝統工芸の「組み木」からインスパイヤーされ、日本の風景に溶け込むデザインにしてあります。
そしてもう1つの特徴は「キックス e-POWER」のスタンスの良さです。それはこのリアビューから見て頂くと分かる通り、ワイドなバンパーと突出したリアフェンダーのボリュームにより、ダイナミックなシルエットと共にタイヤの踏ん張り感によるカッコ良さが分かって頂けると思います。
そして、ヘッドランプ同様、すべてのグレードにオールLEDのリアコンビネーションランプを装備しています。
スッキリとしたアウターレンズ越しに覗くインナーレンズには、切子のような細かいパターンをグラデーション加工しており、点灯時にはこのように宝石のようなキラキラとした光り輝く演出を施しております。

コンパクトカーでありながら、快適性と上質感を兼ね備えたインテリア

「キックス e-POWER」のインテリアデザインはコンパクトカーでありながら、快適性とプレミアム感を兼ね備えた空間作りを心がけて来ました。インストルメントパネルは外へ向かっていく広がりと、ステッチを施した合皮のラッピングにより開放的で高級感のある充実したドライビングが楽しめるデザインになっています。その精巧に作り込まれたステッチは、リッチなデザインテイストの本革シートの特徴にもなっています。
また、「キックス e-POWER」 専用となる電気信号式のシフトレバーは、電動化の雰囲気を感じながらも、自分で操縦する感覚を味わえるハイブリットなデザインにしました。パーキングブレーキも電気信号のボタンタイプにすることで、しっかりとしたセンターアームレストを装備し、快適に運転出来る嬉しい装備の1つとなっています。
また、内装色はこのタンカラーと黒のハイコントラストによるプレミアム感満載な色合いのものと、もう一方ではe-POWERの静粛性とシックで大人の雰囲気を感じて頂ける黒内装です。バーチャルリアリティーですと、このようにボタン1つでインテリアカラーもご覧の通り簡単に検証することが可能です。非常に便利ですよね。
この新型SUV「キックスe-POWER」は、日本のお客さまに向け、本当に最適な車として仕上がったと自負しております。日産自動車が、自信を持ってお届けするカッコイイデザインに仕上がりました!

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