解決 エアコン+“くもり取り”スイッチを正しく使いましょう
最近のクルマは、オートエアコンスイッチ1つでくもり取りを自動で行ってくれるものもありますが、マニュアルで操作する場合はまずエアコン(A/C)スイッチををONにしましょう。エアコンスイッチには「送風温度を冷やす」という機能に加え、「除湿」をする役割があります。
次に外気導入スイッチを押し、車内の空気を入れ替えます。それでもくもりが取れない場合は、デフロスター(前)スイッチをON。直接窓に送風をすることで車内外の温度差を縮め、くもりを取ることができます。リアウィンドウがくもった時は、デフォッガー(後)スイッチをONにしてください。リアウィンドウに貼られた電熱線がガラスを温め、くもりを取り除きます。
※車種・グレードによって、ダイヤル式、レバー式のものもございます。
正しいくもりの取り方
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冷房除湿機能をON
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車内の空気を入れ替える
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窓に直接送風しくもりを取る
解決
雨の日は、いつも以上に車間距離をあけ、
高速道路であっても
スピードを落とした走行をこころがけましょう。
また日頃から、空気圧のチェックやブレーキパッドの痛みがないかなど定期点検をおすすめします。
ちなみにタイヤには交換時期の目安になる「スリップサイン」という印がついています。「スリップサイン」はタイヤの側面にある「△」がついた場所の溝の中にあります。この「スリップサイン」が1箇所でも溝から露出しているタイヤは危険なので法令で使用が禁止されています。定期的にタイヤの状態を確認し、「スリップサイン」が露出する前に交換してください。
スリップしやすいポイント
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白線
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道路の継ぎ目(金属)
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マンホール
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水たまり
タイヤに溝が残っているか、そして空気圧は適正かを日ごろから確認しておきましょう。溝が少なくなってきたら早めのタイヤ交換を。そして雨の日はスピードを抑えて安全に走行するようにしてください。
雨の日に洗車はするべき?
雨が上がった時が絶好の洗車タイミングです。実は雨天時は空気中に舞っている埃が少なく、またクルマについたゴミが水で浮き上がっている状態にあるので、汚れが取れやすくなっています。
大事なことは、晴れた日にも言えることですが、洗車後や雨の日はボディについた水滴をすぐに拭き取ること。放っておくと車体から発する熱や、太陽の熱などで水に含まれるミネラルが蒸発。白い輪っかのような跡(イオンデポジット)が残ってしまいます。
日産の販売店では、こうした汚れを未然に予防するコーティングサービスや、しつこい水垢も落とすプロの手洗い洗車を用意していますので、ぜひご利用ください。
雨の日にストレスフリーでドライブするためのポイント
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自分のクルマをアピール
ウィンカーやブレーキは早めに操作し、後続車に自分のクルマの動きを早めにアピールしましょう。危険な急ブレーキや急ハンドルを相手にさせないことも雨天時の事故防止につながります。
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急がつく操作はしない
すべての操作をスムーズに行うことがベスト。例えば車線変更や加速・減速などはなめらかにクルマを動かすイメージで余裕を持ったドライビングを心がけましょう。
視界が悪くなる雨の日には、時間帯問わずヘッドライトの点灯がおすすめ!
対向車だけでなく、歩行者からも自分のクルマの位置をアピールすることができます。
監修:モータージャーナリスト高橋