スーパーGTとは
国内最高峰のモータースポーツイベント。
シリーズ中、各大会の順位によってポイントが与えられ、1年間を通して1番多くのポイントを獲得したチームが、その年のシリーズチャンピオンとなります。
覚えておきたい「3つのルール」
その1走るマシンは、2種類
スーパーGTでは、「GT500」「GT300」の2クラスが混走します。数字は、“おおよそのエンジンパワー(馬力)”。見分けるポイントはいくつかありますが、遠くからでもわかりやすいのはヘッドライトの色で、白が「GT500」黄色が「GT300」です。
その21日目の「予選」と、2日目の「決勝」でルールが違う
レースは、大きく「予選」と「決勝」にわかれます。
予選のみどころ
予選は大きく2回に分かれます。1回目の走行の上位だけが2回目の走行を行い、決勝のスタート位置を決定。
順位は、決められた時間の中で、コースを走りきるタイム(ラップタイム)で決まります。予選時間内で、いかに速いタイムを出すか、最後の1秒まで目が離せません。
決勝のみどころ
決勝では、予選順位が良い順に前寄りの位置からスタートできます。
スタートは「よーいどん!」ではありません。先導車を先頭に予選順位を崩さずにコースを周回し、先導車がコースを外れ、スタートシグナルが青になったところでスタートです。
その3ドライバーは1台につき、2名
予選は、2名のドライバーがそれぞれ1回目と2回目に分かれて走行します。決勝は、2名のドライバーが交代で走行。1名が走れるのは、レース距離の2/3までと決められているので、どちらが先に走るのか、どのタイミングで交代するのか、といった戦略はチームによってさまざまです。
さらに“ワクワク”ポイント
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1ウエイトハンデシステム
スーパーGTでは、強いチームが必ず勝つ!というわけではありません。上位入賞したチームには、順位に応じて「ウエイト(重り)」が課せられ、次のレースはハンデを背負って参戦することになります。どれだけのウエイトを積んでいるかは、クルマの横に貼られているステッカーをチェック。このハンデシステムによって、最終戦まで激しいチャンピオン争いが続きます。
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2メカニックチームの早ワザ
ジャッキアップ、タイヤ交換、給油・・・これらを一瞬で終わらせるレースメカニックの早ワザは、整備の知識が無くてもおもしろいはず! 何秒かかっているか、数えてみてください。
まずは簡単なルールを覚えて、レースを見てみましょう。
大会情報や、レース結果は日産モータースポーツサイト、スーパーGT公式サイトでご覧いただけます。日産モータースポーツブログでは、オフショットなども公開しているので、こちらも、ぜひチェックしてくださいね。