営業から人事へ挑戦
06 WOMEN
2014年入社/新卒採用
WOMEN’S
ACTIVITIES
女性の活躍
営業時代の経験を活かして
女性が活躍できる環境をつくりたい
私が日産へ入社した理由は、女性の活躍推進に取り組む企業文化に魅力を感じたからです。カーライフアドバイザー(CA)の仕事に興味を持ったものの、自動車業界は男性が多いイメージで不安もありました。ですが、日産には、私が就職活動をしていた2013年当時から女性社員向けの研修が用意されており、安心感がありました。
CAの仕事に慣れてくると、人事からの依頼で、採用アンバサダーとして就活生向けの説明会に参加する機会が増えました。こうした経験をきっかけに人事部への異動が決まり、今に至ります。将来は本社の仕事がしたいと思っていたので、希望が叶いました。
CAの業務で日々感じていたことは、人事の仕事上でも大切にしており、行動の基盤になっています。CA時代は、「クルマの営業といえば男性」というイメージでご来店されるお客様もいましたし、産休・育休制度が浸透していない実態もあって、男女の差を感じる場面もありました。そういった不公平感やもどかしさを、採用や育成、制度の改革を通して解消しています。実際、かなり改善が進んでおり嬉しいです。
時代に合わせて働きやすさを更新し続ける
新しいキャリアの道は、自ら切り拓く
現在は、採用グループ長として4名のメンバーをマネジメントしつつ、経営戦略の業務を兼任しています。採用戦略や育成計画の立案に加えて、従業員が働きやすい職場環境の見直しにも携わり、年間休日日数の増加や、店舗のキッズコーナー新設に取り組みました。
ただし、やりたいことを実現するためには、課題をしっかり分析し、根拠をもって自社の最適な形を見出す必要があります。そこには、決断力やプレゼン力、経営視点も求められます。難しさはありますが、その先に多様な社員の働きやすい環境があると思うと、モチベーションになりますね。今後も世の中の動向を見ながら、時代に合わせて変化し続けることが大切だと思います。すぐには実現できないことがあっても、長期的な目線で改革を進めていきたいです。
最後に、私のキャリアを通じて、CAから人事への挑戦も可能であることを示し、後輩たちに新たな道を提供できればとも考えています。私の経験が、他の社員や将来入社を希望する方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。