MOON-TRAIL PROJECT
MISSION
人類が初めて月面に降り立ったとき。 宇宙飛行士の腕に巻かれ、月に辿り着いた時計は伝説の傑作となった。 そう。歴史を塗り替える製品や技術には、人々の心を震わせる"物語"があるのだ。
今回X-TRAILに搭載されたのは、日産の最新制御技術e-4ORCE。 このe-4ORCEをさらに進化させた技術は、月面ローバ研究モデルにも採用されている。
柔らかな堆積層であるレゴリスに覆われた月面は、走行にはタフな究極のオフロード。 そんな月面を思わせる過酷な環境下におけるe-4ORCEの有効性をテストするため、 NISSANは壮大な挑戦に乗り出す。
走行の舞台は、三宅島。X-TRAIL e-4ORCEの挑戦がはじまる。
人類が初めて月面に降り立ったとき。 宇宙飛行士の腕に巻かれ、 月に辿り着いた時計は伝説の傑作となった。 そう。歴史を塗り替える製品や技術には、 人々の心を震わせる"物語"があるのだ。
今回X-TRAILに搭載されたのは、 日産の最新制御技術e-4ORCE。 このe-4ORCEをさらに進化させた技術は、 月面ローバ研究モデルにも採用されている。
柔らかな堆積層であるレゴリスに覆われた月面は、 走行にはタフな究極のオフロード。 そんな月面を思わせる過酷な環境下における e-4ORCEの有効性をテストするため、 NISSANは壮大な挑戦に乗り出す。
走行の舞台は、三宅島。X-TRAIL e-4ORCEの挑戦がはじまる。
MOON-TRAIL
PROJECT MOVIE
東京から約180kmの地に浮かぶ、三宅島。火山噴火によって出来た険しい地形や、
月面を覆うレゴリスの組成と近しい玄武岩質の砂地を有する。走行するにはあまりにも過酷な環境下でも、
果たしてe-4ORCEの有効性は十分に発揮されるのか。今、挑戦がはじまる。
EXPERIMENT
Demonstration
Driving Test
仮想月面で「走破性」を実証する。
DRIVING PERFORMANCE
DATA 01
電気の速さで四輪を自動制御するe-4ORCEによって、
過酷な地質環境における急斜面の登坂さえ叶える、
圧倒的な『走破性』を実現。
ENGINEER’S COMMENT
矢部 拓也
車両計画・車両要素技術開発本部
車両計画・性能計画部
PT・EVシステム設計グループ
この技術の真骨頂。それは、日産リーフの開発から培った
1/10000秒単位のモーター制御を活かした、トルクコントロール技術です。従来のクルマに対して桁違いの速さで制御される高出力モーターを駆使することで、人間が感知するよりも遥かに早く路面に対応し、歩くのも困難な荒れた急勾配も、操作に気をつかわずに楽々登れます。そこが悪路であったことさえも感じさせない、力強い走りが可能になるのです。
仮想月面で「静粛性」を実証する。
NOISE REDUCTION
DATA 02
吸音材で音を入れない、高剛性のボディやシャシーが音を出さない、逆位相の音をぶつけることで音を打ち消す。
そんな静音技術の結集によって起伏や凹凸の激しいタフな悪路でさえ究極の『静粛性』を実現。
ENGINEER’S COMMENT
市原 誠一
NISSAN 第二製品開発本部
NISSAN 第二製品開発部
第三プロジェクト統括グループ
主担
音を「出さない」「入れない」「打ち消す」に加えて、第2世代e-POWERと可変圧縮比エンジンのVCターボとの組み合わせでエンジンの始動頻度を減らして回転数を下げる。
さらに、三宅島のような過酷なオフロード環境では、通常は空転した車輪が小石を巻き上げて車体に当たり車室内で「コツコツ」と音が聞こえますが、駆動力を最大限確保しながら空転を抑制するe-4ORCEなら、空転を最小限に抑える制御をするために巻き上げる量が少なくなり、結果として小石が車体に当たる量を少なくします。そうした技術の結晶によって、まるで別空間にいるような究極の静粛性が可能になるのです。
仮想月面で「快適性」を実証する。
STEERING CONTROL
DATA 03
極めてグリップが低く滑りやすい究極のオフロード環境下でのカーブさえ、
思い通りのステアリングで狙い通りのコーナリングを叶え、格別な『快適性』を実現。
ENGINEER’S COMMENT
森崎真也
カスタマーパフォーマンス&
車両性能技術開発本部
カスタマーパフォーマンス&
第一車両実験部
操安乗心地/制動性能実験グループ
電気自動車のパイオニアである日産が培ってきたモーター制御技術から生まれたe-4ORCE。今回の三宅島の環境は、溶岩石が堆積した荒れた路面でタイヤが滑りやすい環境ですが、e-4ORCEなら、4輪独立した高精度な制御によって、狙い通りのコーナリングが可能になります。さらにカーブでアクセルを踏んでも外に膨らみにくいので、ステアリングの微調整が不要です。このため、ドライバーにとっては思いのままのハンドリングで気持ちいいのです。また同乗者にとっても左右に振られにくく、快適な乗り心地です。つまりe-4ORCEは、乗る人すべてに圧倒的なドライビングの楽しさと快適さをお届けできると、我々は確信しています。
LOCATION
DRIVING TEST POINT
GEOLOGY
月の表面は「レゴリス」と呼ばれる軟らかい堆積層に覆われている。
レゴリスの組成は玄武岩に近しいことがわかっており、まさに三宅島の地質を形成する主成分も玄武岩質であることから、この地での走行実験は有意義なフィードバックをもたらすものと期待できる。
DRIVING
TEST POINT
X-TRAIL e-4ORCE
WHAT'S e-4ORCE
DESIGN
テーマは「タフギアと洗練の融合」。
あるときは堅牢に、あるときは優雅に。
月面を思わせる三宅島の過酷な環境さえも、
力強く悠々と駆け抜ける。
WHAT'S e-4ORCE
日産の電動駆動4輪制御技術e-4ORCEは、路面状況やドライバーの運転に応じて、
前後2つの電気モーターと左右のブレーキを人間の感覚をはるかに超える瞬間的な速さで統合制御。
車体の揺れを抑える制御が働くことでアクセルを離して減速するときも、クルマの沈み込みを減少させる。
またコーナリング時は、前後の駆動力配分と内輪ブレーキを絶妙な加減で調整。
コーナーで外に膨らみにくくなるので、ドライバーは思い通りの走りができる。
さらに、雨天時の濡れた路面や雪道など滑りやすい道路環境下でも、
電気の力で瞬間的且つ緻密に制御することでクルマの動きを安定させ、
ドライバーは安心して心地よく運転することができる。
※4WDモデルのみ電動駆動4輪制御技術
「e-4ORCE」を採用。
日産エクストレイル
「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」受賞。
JAXA×NISSAN
e-4ORCE BASED COLLABORATIVE RESEARCH
e-4ORCE BASED
COLLABORATIVE
RESEARCH
JAXAと日産では、月面ローバの駆動力制御についての共同研究が進行中である。
テーマは、両者共有の課題である「過酷な環境での走破性・走行効率の向上」。
日産の電動四輪制御技術である「e-4ORCE」を応用しながら、過酷な環境でのスタックを防ぎつつ、
効率的に走行する技術について日々検証を重ねている。
日産の制御技術e-4ORCEを応用した技術は、JAXAとの 月面ローバ走行研究に活用されている。 そんなe-4ORCEが叶えるのは、 意のままのステアリングによる圧倒的なドライビングの快適性。 タフなオフロードを駆け抜けても、まるで異空間にいるかのような車内の究極の静粛性。 そして1/10000秒単位という桁外れの制御速度による、 悪路を感じさせない走破性だ。 『走破できない道はない』 そう言える未来に辿り着くまで、挑戦はつづく。
日産の制御技術e-4ORCEを応用した技術は、 JAXAとの月面ローバ走行研究に活用されている。 そんなe-4ORCEが叶えるのは、 意のままのステアリングによる圧倒的な ドライビングの快適性。 タフなオフロードを駆け抜けても、 まるで異空間にいるかのような車内の究極の静粛性。 そして1/10000秒単位という 桁外れの制御速度による、 悪路を感じさせない走破性だ。 『走破できない道はない』 そう言える未来に辿り着くまで、挑戦はつづく。
CAMPAIGN
MOON-TRAIL TOURISM
日産エクストレイルと三宅島で、新たな観光資源の磨き上げを目的とした取り組みが進んでいる。
それは大自然×上質を満喫できる、
月面をテーマにした体験
「MOON-TRAIL TOURISM」である。
究極のオフロードさえ悠々と駆け抜ける
日産エクストレイルに乗り込み、
月面を思わせる地質や
地形を有する三宅島での非日常が体験できる。
日産エクストレイルと三宅島で、 新たな観光資源の磨き上げを 目的とした取り組みが進んでいる。 それは大自然×上質を満喫できる、 月面をテーマにした体験 「MOON-TRAIL TOURISM」である。 究極のオフロードさえ悠々と駆け抜ける 日産エクストレイルに乗り込み、 月面を思わせる地質や 地形を有する三宅島での非日常が体験できる。