緊急警報放送(EWS)について
大規模災害など緊急な出来事が発生した場合に、視聴者にいち早く情報を知らせる放送システムです。
本機能は、地上デジタル放送視聴時のみの機能です。視聴中の放送局で緊急警報放送が開始されると、自動的に緊急警報放送のチャンネルに切り替わります。緊急警報放送終了後、90秒で自動的に元のチャンネルに戻ります。
B-CASカード使用許諾契約約款
お客様がお買い求めの地上デジタルテレビジョン放送の受信機器には、デジタル放送を受信するためのICカード(B-CAS(ビーキャス)カード)(以下「カード」といいます)が内蔵されています。このカードは、株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(以下「当社」といいます)が受信機器(一般社団法人電波産業会(ARIB)の技術的基準に適合した受信機器)に内蔵されます。
当社は、このカードを、この約款の規約に基づいてお客さまに貸与します。お客様は、お買い求めの受信機器を使用する前にこの約款を必ずお読みください。
この約款は「特別内蔵用 B-CASカード」と「特別内蔵用 miniB-CASカード」に適用されます。
第1条 (カードの使用目的)
このカードは、放送番組の著作権保護等に対応した地上デジタルテレビジョン放送の受信機器において、各種放送サービスを受信する目的で使用されます。
第2条 (カードの所有権と使用許諾)
このカードの所有権は、当社に帰属します。
2.この約款に基づき、お客様およびお客様と同一世帯がこのカードを使用できます。
第3条 (カードの故障交換等)
カードが原因と思われる受信障害が発生した場合は、受信機器メーカーあるいは販売店(以下「メーカー等」といいます)に連絡してください。カードの故障交換等は、お買い求めの受信機器の修理・保障に準じて、メーカー等により行われます。詳しくは受信機器の取扱説明書をご覧ください。
2.当社に故意または重大な過失があった場合を除き、カードの故障により、第1条の放送サービスが受信できないことによる損害が生じても、当社はその責任を負いません。
第4条 (カードの交換依頼)
カードの不具合やシステム変更(バージョンアップ)等、当社の都合によりカード交換が必要となった場合、カード交換をお願いすることがあります。
第5条 (契約の終了)
当社は、受信機器の廃棄や譲渡等によりお客様がこのカードを使用しなくなった場合には、お客様との契約が終了したものとみなします。
第6条 (禁止事項)
第1条のカードの使用目的に反する機器(例えば著作権保護に対応していない機器)に、このカードを使用することはできません。
2.このカードを使用して、BSデジタル放送や110度CSデジタル放送等の有料放送の視聴契約をすることはできません。
3.このカードの複製、分解、改造、変造若しくは改ざん、またはカード内部に記録されている情報の複製若しくは翻案等、カードの機能に影響を与え、またはカードに利用されている知的財産権の侵害に繋がる恐れのある行為を行うことはできません。
4.カードを日本国外に輸出または持ち出すことはできません。
第7条(損害賠償)
お客様が第6条に違反する行為を行い当社に損害を与えた場合、当社は、お客様に対し損害の賠償を請求することがあります。
第8条 (約款の変更)
この約款は変更することがあります。この約款の変更事項または新しい約款については、当社のホームページ(http://www.b-cas.co.jp)に掲載します。
株式会社 ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ
地上デジタル放送チャンネル
受信チャンネル設定で選択された地域(お住まいの地域)の放送局とチャンネル番号の組み合わせは、下記のホームページでご確認いただけます。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/dtv/
用語解説
(株)B-CAS:
BSデジタル放送の限定受信システム(CAS)を管理するために設立された(株)ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズの略称です。B-CASカードの発行・管理をしています。110 度CS デジタル放送、地上デジタル放送も同じシステムを使用しています。
データ放送:
お客様が見たい情報を選んで画面に表示させることができます。例えばお客様のお住まいの地域の天気予報を、いつでも好きなときに表示させることができます。また、テレビ放送に連動したデータ放送もあります。
3桁チャンネルと物理チャンネル:
3桁チャンネル
地上アナログ放送では、1 つのチャンネルで1 つの番組を放送しており、チャンネル番号はその放送局に対応しています。それに対して地上デジタル放送では1 つのチャンネルで複数の番組を同時に放送できるため編成チャンネルと呼ばれる3 桁のチャンネルが設定されています。3 桁のうち最初の2 桁は放送局を示すチャンネル(リモコンチャンネル)、最後の1 桁はその放送局の中でのチャンネルを示す代表チャンネルとなっています。
物理チャンネル
物理チャンネルとは、実際に受信する周波数を表すチャンネル番号のことです。地上デジタル放送では、従来のアナログ放送とは異なり実際に受信する周波数を送信しているチャンネル(物理チャンネル)と放送局を示すチャンネル(リモコンチャンネル)が異なります。
<東京のチャンネル例>
放送局 | リモコン チャンネル | 3桁チャンネル | 物理チャンネル |
NHK総合 | 1 | 011 | 27 |
NHK教育 | 2 | 021 | 26 |
日本テレビ | 4 | 041 | 25 |
TBS | 6 | 061 | 22 |
フジテレビジョン | 8 | 081 | 21 |
テレビ朝日 | 5 | 051 | 24 |
テレビ東京 | 7 | 071 | 23 |
TOKYO MX | 9 | 091 | 20 |
放送大学 | 12 | 121 | 28 |