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「ニッサン」ブランド車の生産は、1937(昭和12)年3 月に始まりました。ニッサン70 型乗用車は、その記念すべき最初のモデルです。このモデルはアメリカのグラハム・ページ社の設備を買い取って国産化したもので、ボディサイズは当時のフォードやシボレーとほぼ同じでした。自動車先進国アメリカの技術を吸収し、日本の自動車産業を自立させようという意図も込められています。このセダンは5 人乗りと7 人乗りがあり、さらに、幌屋根の「フェートン」も存在しました。日産自動車は、このニッサンブランド車の登場により、小型車は「ダットサン」、大型車は「ニッサン」と、2 つのブランド名を使い分ける時代に入りました。
車両詳細
年式 | 1938年 |
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型式 | 70型 |
全長 | 4,750mm |
全幅 | 1,720mm |
全高 | 1,750mm |
ホイールベース | 2,794mm |
トレッド(前/後) | 1,419mm/1,441mm |
車両重量 | 1,410kg |
エンジン | A型 (直6・SV) 3670cc |
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最高出力 | 63kW(85ps)/3,400rpm |
最大トルク | 226N・m(23kgf・m)/1,200rpm |
サスペンション(前/後) | 縦置リーフ/縦置リーフ |
ブレーキ(前/後) | ドラム/ドラム |
タイヤ | 6.00-16-4PR |
その他 |