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1975年(昭和50年)にデビューした2代目シルビア(S10)車の正式名称は「ニュー・シルビア」で、エンブレムにもNEWの刻印が入れられていました。1965年(昭和40年)に登場した初代シルビアは2シーターの超・高級スポーツクーペでしたが、2代目は当時人気の高かった小型スペシャルティカーとして開発され、乗車定員は5名としています。彫りの深いフロントビューやサイドまで回り込んだリヤコンビネーションランプ、ウェッジシェイプを採り入れたサイドのキャラクターラインなど、斬新なスタイリングが話題を集めました。ピラーレスのハードトップボディも当時の流行のひとつです。インテリアは、丸型タイプの4連メーターを備えたダッシュボードやバケットタイプのシートなどを採用したスポーツライクな味わいにあふれています。開発段階ではロータリーエンジンの搭載も囁かれましたが、実際にはブルーバードUから譲り受けたL18型1800cc直列4気筒のOHCが搭載されました。当初はシングルキャブ仕様でしたが、翌年には電子制御燃料噴射装置EGI装着車も登場しています。トランスミッションは4速MT/5速MT/3速ATの3タイプが設定されていました。
車両詳細
年式 | 1975年 |
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型式 | S10型 |
全長 | 4,135mm |
全幅 | 1,600mm |
全高 | 1,300mm |
ホイールベース | 2,340mm |
トレッド(前/後) | 1,280/1,265mm |
車両重量 | 990kg |
エンジン | L18型 (直4・OHC) 1770cc |
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最高出力 | 77kW(105ps)/6,000rpm |
最大トルク | 147N・m(15.0kgm)/3,600rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/縦置リーフ |
ブレーキ(前/後) | ディスク/ドラム |
タイヤ | 175/70HR13 |
その他 |