ダットサン

ダットサン14型ロードスター

SNSでシェアしようfacebooktwitter

画像ダウンロード

日産自動車は、1933年(昭和8年)12月の「自動車製造株式会社」設立時点でスタートしました。翌1934年(昭和9年)には現在の日産自動車株式会社へ改称します。さらに、当時の日本では未曽有となる年産1万台規模の本格的な量産に取り組み、翌1935年(昭和10年)に横浜市の新工場で最初に生産されたのがダットサン14型です。722cc・15馬力の新エンジンが搭載されていました。スタイリングを手がけたのは、工業デザイナー/エンジニアとして著名な富谷龍一氏です。グリルの上に置かれた美しい兎のマスコット(ダット:脱兎:兎が走るイメージ)が目を惹きますが、このマスコットも富谷氏が手掛けたものです。この1935年は、ドイツで初のアウトバーン(高速道路)ができ、ヨーロッパでは高速移動の第一歩が、日本では自動車の大量生産が緒についた年といえるでしょう。

車両詳細

年式 1935年
型式 14型
全長 2,790mm
全幅 1,190mm
全高 ----/----
ホイールベース 2,005mm
トレッド(前/後) 990/1,026mm
車両重量 550kg
エンジン 7型 (直4・SV) 722cc
最高出力 11kW(15ps)/3,600rpm
最大トルク ----/----
サスペンション(前/後) 横置リーフ/縦置リーフ
ブレーキ(前/後) ロッド式ドラム/ロッド式ドラム
タイヤ 4.00- 24(外径表示) バルーン
その他