ニッサン

ニッサンP35

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ターボエンジンを搭載したマシンで日産に数々の栄誉とノウハウをもたらしたグループCカテゴリーは、1993(平成5)年から自然吸気3.5ℓエンジンに規則変更されたため、日産は93年シーズンを照準に自然吸気の3,499ccV型12気筒DOHC「VRT35型」エンジンを搭載した新型車「ニッサンP35」を開発しました。シャシーの開発を担当した米国NPTI社は、このマシンで同年、米国内で開催されるIMSA選手権を戦う予定でしたが、日産はグループCカーによるレース活動を休止することとなり、P35/NP35の開発も打ち切られ、プロジェクトは中止となったため、残念ながらP35は、幻のマシンとなりました。

車両詳細

年式 1992年
型式 P35型
全長 4,795mm
全幅 1,990mm
全高 1,080mm
ホイールベース 2,870mm
トレッド(前/後) 1,640/1,580mm
車両重量 750kg以上
エンジン VRT35型 (V12・4バルブ DOHC NA) 3499cc
最高出力 463kW(630ps)以上/11,600rpm
最大トルク 392N・m(40.0kgm)以上/9,200rpm
サスペンション(前/後) ダブルウィッシュボーン/ ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後) カーボンベンチレーテッドディスク/カーボンベンチレーテッドディスク
タイヤ 25.5-12.0-R18/28.5-14.5-R18
その他 NPTIチーム#84号車