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1987年(昭和62年)の第27回東京モーターショーに参考出品されたコンセプトカーのザウルスは、市販はされませんでしたが、そのデザインと名前は、レースカー(NS89)としてデビューを果たしました。このザウルスジュニア(NSJ-91)は、兄に当たるザウルスより、更に容易にレースを楽しめるよう、より低価格な入門用マシンとして開発されたもので、'91年東京オートサロンでデビューしました。エンジンは、「ザウルス」がCA16DEエンジンを搭載していたのに対し、「ザウルス・ジュニア」は、マーチなどでお馴染みの1ℓ、直4 SOHC のMA10S 型をインジェクション化により57馬力を70馬力にパワーアップして搭載。ボディも一回り小さく、車両重量も100Kgほど軽くなっていました。1991年(平成3年)には、「ザウルス・ジュニア・カップレース」がシリーズ開催され、230万円のキット車と、270万円の完成車両がリリースされました。
車両詳細
年式 | 1991年 |
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型式 | NSJ-91 |
全長 | 3,200mm |
全幅 | 1,440mm |
全高 | 1,090mm |
ホイールベース | 2,100mm |
トレッド(前/後) | 1,240/1,240mm |
車両重量 | 400kg |
エンジン | MA10S型 (直4・OHC) インジェクション 987cc |
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最高出力 | 51kW(70ps)以上/5,600rpm |
最大トルク | ----/---- |
サスペンション(前/後) | ダブルウィッシュボーン/ ダブルウィッシュボーン |
ブレーキ(前/後) | ディスク/ディスク |
タイヤ | 175-60-14 セミレーシング |
その他 | *91年日産レーシンスクール仕様 |