ザウルス

ザウルス・ジュニア

SNSでシェアしようfacebooktwitter

画像ダウンロード

1987年(昭和62年)の第27回東京モーターショーに参考出品されたコンセプトカーのザウルスは、市販はされませんでしたが、そのデザインと名前は、レースカー(NS89)としてデビューを果たしました。このザウルスジュニア(NSJ-91)は、兄に当たるザウルスより、更に容易にレースを楽しめるよう、より低価格な入門用マシンとして開発されたもので、'91年東京オートサロンでデビューしました。エンジンは、「ザウルス」がCA16DEエンジンを搭載していたのに対し、「ザウルス・ジュニア」は、マーチなどでお馴染みの1ℓ、直4 SOHC のMA10S 型をインジェクション化により57馬力を70馬力にパワーアップして搭載。ボディも一回り小さく、車両重量も100Kgほど軽くなっていました。1991年(平成3年)には、「ザウルス・ジュニア・カップレース」がシリーズ開催され、230万円のキット車と、270万円の完成車両がリリースされました。

車両詳細

年式 1991年
型式 NSJ-91
全長 3,200mm
全幅 1,440mm
全高 1,090mm
ホイールベース 2,100mm
トレッド(前/後) 1,240/1,240mm
車両重量 400kg
エンジン MA10S型 (直4・OHC) インジェクション 987cc
最高出力 51kW(70ps)以上/5,600rpm
最大トルク ----/----
サスペンション(前/後) ダブルウィッシュボーン/ ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後) ディスク/ディスク
タイヤ 175-60-14 セミレーシング
その他 *91年日産レーシンスクール仕様