ニッサン

ニッサンR88C

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1986(昭和61)年にル・マン24時間レースに初参戦した日産が、1988(昭和63)年のル・マンをにらんで新開発した3ℓ V 型8気筒DOHC ターボエンジン「VRH30型」を搭載したプロトタイプレーシングカーです。750馬力以上のハイパワーとなったエンジンのほかに、ホイールベースを長くして安定性を向上させ、日産自動車独自デザインのカウルを採用するなどして進化させました。戦績は、ル・マン24時間レース予選で15位の結果となり、全日本スポーツプロトタイプカー選手権では、星野一義/高橋健二組の23号車は、第4戦の富士500マイルレースで、最高5位の成績を残しています。

車両詳細

年式 1988年
型式 マーチ87G型
全長 4,780mm
全幅 1,990mm
全高 965mm
ホイールベース 2,800mm
トレッド(前/後) 1,600/1,550mm
車両重量 850kg以上
エンジン VRH30型 (V8・4バルブ DOHC・ツインターボ) 2996cc
最高出力 551kW(750ps)以上/8,000rpm
最大トルク 735N・m(75.0kgm)以上/5,500rpm
サスペンション(前/後) ダブルウィッシュボーンダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後) ベンチレーテッドディスク/べンチレーテッドディスク
タイヤ 320-30-R17/350-40-R19
その他 カルソニック23号車