ニッサン

ニッサンR86V 1986年ル・マン24時間レース

SNSでシェアしようfacebooktwitter

画像ダウンロード

グループC規定のプロトタイプレーシングカーで争われる「全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)」の、1986(昭和61)年シーズン向けに作られたレーシングカーです。英国のマーチ製86Gのシャシーに、680馬力以上のVG30型ツインターボエンジン(3ℓ・V型6気筒)を搭載しています。サイドラジエーター方式の採用による空力性能向上が特徴でした。1986年のル・マン24時間レースにも出場、星野一義/松本恵二/鈴木亜久里組で、予選は日本勢でトップの24位でしたが、決勝では惜しくもリタイヤとなりました。JSPC第一戦では星野一義/萩原光組、第三戦以降は星野一義/中子修組のマシンとして活躍しました。このクルマは、JSPCではなく1986年ル・マン24時間レース参戦時のカラーリングです。

車両詳細

年式 1986年
型式 R86V型
全長 4,794mm
全幅 1,985mm
全高 1,094mm
ホイールベース 2,671mm
トレッド(前/後) 1,602/1,553mm
車両重量 850kg以上
エンジン VG30ET型 (V6・OHC ・ツインターボ) 2966cc
最高出力 500kW(680ps)以上/8,000rpm
最大トルク 735N・m(75.0kgm)以上/5,500rpm
サスペンション(前/後) ダブルウィッシュボーン/ ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後) ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク
タイヤ 280-600-16/350-680-16
その他 #23号車カルソニック