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「検証!ECOモード&ナビ協調変速制御」

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「検証!ECOモード&ナビ協調変速制御」

“それほど運転に気を使わなくてもクルマが自動でエコドライブ的な動きに補正してくれる”というECOモードとナビ協調変速制御。
この2つの機能について、どのくらい効果があるのか、富士山麓をドライブして検証しました。

国道246号沿いの「道の駅 ふじおやま」(静岡県)を出発し、御殿場から篭坂峠(かごさか)を越えて山中湖を経由し、国道139号で富士吉田を目指します。河口湖、西湖、本栖湖の富士五湖沿いを走って「道の駅 朝霧高原」を南下し、さらに富士宮方面へ。その先、国道469号でふたたび御殿場に入り、出発地点の「道の駅 ふじおやま」に戻ってくるというルートです。

出発前にはカーウイングスナビゲーションシステムにルートを設定出発前にはカーウイングスナビゲーションシステムにルートを設定

この富士山麓の約120kmのルートを、ティーダで二周します。一周目(午前)はECOモードとナビ協調変速制御を使わずに走行し、二周目(午後)はECOモードとナビ協調変速制御を使って走行しました。

出発前にはカーウイングスナビゲーションシステムにルートを設定。また、二周ともできるだけ同じ条件ということで、エアコンはオートモードで25度に設定し、2名乗車で運転します。

 

ECOモードとナビ協調変速制御をオフに選択ECOモードとナビ協調変速制御をオフに選択

運転の仕方は、“それほど運転に気を使わなくてもクルマが自動でエコドライブ的な動きに補正してくれる”機能の検証とはいえ、エコドライブ「淵上の足」で行きます。

ナビ設定、エアコン設定、シートベルトも装着。「ふんわりアクセル」、「アクセル一定」、「早めのアクセルオフ」を走行前に復習して、イメージトレーニングで準備完了。一周目は、ECOモードとナビ協調変速制御を使わないで走行スタート。

■ 御殿場付近
この辺りは、今回のドライブルートでも交差点の右左折の多い市街地エリア。信号や一時停止の発進時にはアクセルを踏み込みすぎないように「ふんわりアクセル」を意識した運転が続きます。

 

富士山麓のルートは山道走行が多いのも特徴富士山麓のルートは山道走行が多いのも特徴

■ 須走〜篭坂峠〜山中湖
山中湖までは篭坂峠のクネクネとした山道。急カーブやアップダウンにあわせて、アクセルワークも加速と減速の連続です。上り坂はアクセルを一定に保って、頂上の少し手前でアクセルオフ。一方、下り坂では減速時の「早めのアクセルオフ」を心掛けて…

 

■ 山中湖〜河口湖〜西湖〜本栖湖
今回のルートでもっとも巡航時の「アクセル一定」を意識したのが、富士吉田市内の国道139号。ほぼ直線ルートなのですが、とにかく交通量が多いこと。なるべくアクセルペダルを動かさずに、足の裏全体でアクセルを踏み込んで「アクセル一定」。45〜50km/hの速度を保ちながらの運転が続きます。

 

富士宮から御殿場へ向かうルート富士宮から御殿場へ向かうルート

■ 本栖湖〜富士宮〜御殿場
ルートも中間地点。本栖湖から先は朝霧高原の見晴らしの良いルートとなります。交通量は少なくスムーズな走行が可能。開放的で気持ちが良いだけにスピードの出し過ぎには要注意です。

一周目の結果は走行距離118.0 km、平均燃費17.1 km/L一周目の結果は走行距離118.0 km、平均燃費17.1 km/L

富士宮市内へ向かう緩やかな降り坂を抜けると、富士宮市内から御殿場までは国道469号。交通量が徐々に増え、時折、道幅の狭い一車線の道路やアップダウンが続きます。その先、国道246号に出て、ふたたび御殿場へ。ようやく一周目を完走です。

それでは、気になるECOモードとナビ協調変速制御を使わずに走行した一周目の結果は、走行距離118.0 km、平均燃費17.1 km/Lでした。

御殿場と富士吉田市内をのぞくと、交通量も比較的少なく、天候も安定していました。一周目の走行は順調だったといえます。
今回のルートは、全体的にカーブやアップダウン、道幅の狭い山道が続くルートであるのにもかかわらず、エコドライブ運転を実践して平均燃費17.1km/Lは、まずまずの結果だったのではないでしょうか。

ナビ画面上でECOモードとナビ協調変速制御をオンに選択ナビ画面上でECOモードとナビ協調変速制御をオンに選択

続いて、ECOモードとナビ協調変速制御を使った二周目のドライブです。

エアコンの設定(オートモードで25度)も一周目と同じ、乗車する2名も、運転の仕方(エコドライブ)も同じ。
それでは、2周目のスタート。

■ 御殿場付近
ECOモードでは、発進時の急なアクセルの踏み込みも「ふんわりアクセル」に補正してくれます。違和感がないといったらいいのでしょうか、ECOモードなしの時と、ほとんど違いがわかりません。

国道139号 朝霧高原付近ではトラックやバスなど交通量も増加国道139号 朝霧高原付近ではトラックやバスなど交通量も増加

■ 須走〜篭坂峠〜山中湖
ECOモードだと、上り坂での加速に不満を持ってアクセルを踏み込んでしまうのでは?と感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、そんな心配は要りません。
山中湖に抜ける篭坂峠の上り坂も、走りはいたって自然。急カーブやアップダウンに合わせたアクセルワークも、特に気を使わずに走ることができました。

■ 山中湖〜河口湖〜西湖
本栖湖方面に向かう国道139号は直線ルートが続きます。タコメーターを見てみると、50km/hくらいまでの速度ではエンジン回転が1000rpm程度。効率の良い回転域で「アクセル一定」でドライブできます。

■ 本栖湖〜富士宮市内〜御殿場
本栖湖から富士宮方面へ向かう途中にある緩やかな下り坂に差し掛かると、エンジン回転数が上昇。
このような減速が必要となるシーンでは特に、「ナビ協調変速制御」によって自動的にエンジンブレーキがかかっています。二周目もいよいよ終盤。御殿場まであともう少しです。

午前の一周目の走行に比べて、二周目の午後は気温がグングン上昇し、当日の御殿場は今年一番の真夏日(33度)を記録。朝霧高原付近では一時的な大雨に見舞われるなど、変わりやすい山の天気に翻弄されながらも、無事にゴール。一周目と比べて燃費はどうだったのでしょうか?

二周目の結果は走行距離117.4 km、平均燃費17.8 km/L二周目の結果は走行距離117.4 km、平均燃費17.8 km/L

ECOモードとナビ協調変速制御を使って走行した二周目の結果は、走行距離117.4 km、平均燃費17.8 km/Lとなりました。

午後からは気温が上昇してエアコンはフル稼働、さらに雨による走行抵抗もあって、二周目の方が走行条件としてはよくなかったのですが、一周目の平均燃費(17.1 km/L)に比べて、0.7 km/Lアップ!
ECOモードとナビ協調変速制御を使って運転すると、約4%燃費が向上という結果となりました。
エコドライブを心掛けて運転しても、これだけの差が出るのですから、エコドライブを意識しない運転で比べた場合は、もっと差が出るのではないでしょうか。

ちなみに、ECOモードとナビ協調変速制御を使ってみた感想は、正直、ECOモードとナビ協調変速制御のON時とOFF時の違いは、特に気になりませんでした。タコメーターを頻繁に確認するなど、よっぽど意識をして運転をすると違いがよくわかるのかもしれませんが、意識することなく乗っていたら、気が付かない方も多いのではないかと思います。表現を変えると、違和感がありませんでした。

実際、ECOモードとナビ協調変速制御の機能付きのティーダを初めて運転した時、ECOモードとナビ協調変速制御をONにしようと思って停まったら、ONになっていたり、それぐらい違和感ありませんでした。
今回検証を行ったECOモードとナビ協調変速制御については、開発者インタビューでも詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

※燃費は乗車人数や天候、道路状況等によって異なります。今回の数値は一例としてお考えください。

※2009年8月掲載記事を再編集しました。

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